雨の日でも洗濯物を干せる「サンルーム」が欲しいけど、大掛かりな工事なの?
サンルームを設置すると、どの程度家事の負担が減るんだろう?
一般的なサンルームを設置する費用相場は、大体どの位かかるの?
雨の日でも洗濯物が干せるサンルームは、奥様にとって憧れの物。
けれどもどの位の規模の工事なのか、どんなメリットデメリットが有るのか気になりますよね。
と言う所でこんちわ!最近洗濯物を沢山溜めてげんなりしている、リフォームナレッジ編集部員の白子です!
こういうリフォームって、大掛かりで複雑そう・・・。
でも実は、サンルームをリフォームで付けるのはそんなにハードル高く無いんです!
今回はそういった、サンルームを設置する費用感やメリットデメリット等をわかり易く解説します。
建築知識が無い方でもすんなり知識が入ってくる様に、わかりやすくまとめましたのでご参考ください。
それでは、まいります!
~目次~
サンルームを設置すると「実感できる」5つのメリット
ベランダや物干しスペースをガラス張りにするサンルーム。
梅雨の時期でも洗濯物を干せるだけでは無く、その他にもメリットが実はいくつか有るんです!
下記にはそういった、サンルームを設置した後「効果を実感できるメリット」をわかり易くまとめましたのでご参考ください。
1.ガラス越しに日光がより入り洗濯物が乾きやすくなる!
サンルームはガラスや強化ポリエチレン等で囲われているので、ガラス越しに直射日光がより効率的に室内に入り込む様になります。
結果的に熱効率が高くなり、お洗濯物が今まで以上に乾きやすくなります。
また、お部屋の中で干すと生乾き等気になってしまいますが、サンルームに干す事で嫌な臭いも気になりません。
晴れているのに、洗濯物の乾きが遅い…。そんな悩みを抱える奥様に最適です!
2.雨はもちろん、花粉やPM2.5飛んでも洗濯物を安心して干せる!
当たり前の事ですが、雨が降ってもサンルームさえあれば洗濯物を干すことが可能。
雨が多い時期、洗濯物が生乾き・・・と言った悩みから解消されます。
また意外なメリットとしては、花粉やPM2.5や大気汚染の影響を洗濯物が受け辛い事。
花粉症のご家族がいたり、幹線道路や工場の近くに有るお家でも、洗濯物への有害物質の付着を最小限に抑えられます。
3.サンルームはお父さんにも利点有り!喫煙所や物置として活用可能
喫煙者が少なくなった昨今では、お父さんがご自宅で喫煙するのは肩身が狭いもの。
ベランダで喫煙されるお父さんが増えておりますが、サンルームを付ける事で大雨の際でも屋根の有る所での喫煙が可能です。
また室内には置きたくないちょっとした物は、サンルームで囲う事で荷物置き場としても活用する事が出来ます。
奥様がサンルーム付けたくても旦那さんが納得しない時に、ひと押しする事にも使えます笑
4.夏涼しく冬場暖かい!光熱費の節約効果が有る
サンルームは直射日光が入りやすい空間となりますので、サンルームと直結している居室が冬場でも暖かい空間へと早変わり。
夏場はサンルームの影響で居室への風通しがよくなります。
サンルームの窓を開ける事で風をキャッチし、居室の室内に約8倍の風を引き込むと言われています。
直結の窓を開けるよりも爽やかな風が入り込んできますので、夏場も気持ちよく過ごせるうれしさ。
省エネ効果を発揮し、エアコンの温度設定が変わるので経済的。
5.サンルームが有れば「おしゃれなガーデニング」を楽しめる
ベランダにサンルームを設置する事で、ガーデニングが趣味の方は幅を広げる事が可能です。
雨が降っても行う事が出来る上、半室内空間ならではのガーデニングを楽しめるのが嬉しい所。
おしゃれな空間にして、テーブルと椅子を置いて優雅なティータイムを…等々、特別な空間が有るお家にご自宅が変わります。
ご夫婦でゆっくりサンルームでランチ…。なんてのもおしゃれで良いですね。
ケアフルリフォームでは、あなたの要望に合ったサンルームを柔軟にご提案していますので、いつでもご相談下さい。
後悔する前に知っておきたい!サンルームのデメリット
サンルームを自宅に設置すると、当然メリットばかりではありません。デメリットもいくつか存在します。
後で「こんなハズじゃなかったのに…」とならない為にも、必ず知っておきたいもの。
下記には、主なデメリットをまとめてみましたのでご参考ください。
日差しが強すぎると感じる事も
サンルームはガラスや強化ポリエチレン等で囲われているので、日差しが強すぎると感じる方も。
夏場のサンルーム内はかなり暑くなるので、窓を開けたりする事は必須。
植物などでグリーンカーテンを作り、暑い夏場でも使いやすい空間として対応するのもおしゃれですね。
また、日差しを遮る加工のガラスやポリカを採用する事で、強い日差しに悩まないサンルームにする事も可能です。
汚れが目立ち、外部のお掃除がしにくい
サンルームは大きな空間であり透明な空間ですので、手の届かない部分はお掃除がしにくい傾向はあります。
特に屋根はお掃除しにくく、汚れが目立ってしまう傾向があります。
手の届くところは拭き掃除や掃除機を使い、手の届きにくい部分は柄の長いモップやほうきを活用するとお掃除しやすいです。
太陽が出てないと冬場に寒く感じる事も
サンルームは1枚ガラスで熱伝導率が高く、気密性も低くなりがちです。なので太陽が出ていないと寒くなる事も。
サンルームを設置する工事期間&総額の値段相場を知ろう
サンルームをリフォームで設置する時の費用はどの程度かかるのか?
基本的にサンルームの費用相場は、素材や大きさによりマチマチ。
平均的な価格相場は、1.8m×1.8mの1坪ほどの大きさで、80~180万円前後(工事費込み)となります。
透明ガラス5㎜を使用し、骨組みはアルミ材、屋根はポリカというのが標準仕様の内容です。
その他、網戸や物干しをオプションで取り付ける方が多く、多少のプラスアルファの金額となります。
工事日数は、一般的な大きさで1日程度で設置が可能となります。
基本的なサンルームの施工期間としては、大体1か月前後。
大きいサンルームを取りつける等別途基礎工事が必要な場合は、基礎工事分2週間~1か月程度の工期がプラスされるケースも有ります。
サンルームを自宅に作る時の注意点や失敗しない為のポイント
リフォーム等でサンルームを作ろうと計画する時は、いくつか注意点が有ります。
例えば、値段だけ安いホームセンターの様な所だと施工が雑で雨漏りの原因になってしまったり。
そういった、サンルームを作る注意点について詳しくまとめてみました!
目的から大きさを考えよう
目的により、サンルームの大きさや仕様は変わります。
お洗濯物を干す程度なら奥行き1m程度でも良いですが、家族の憩いの場として使用するのであればある程度のスペースが必要となります。
デザインは建物との調和を考えて
サンルームのデザインは、様々あります。
どのようなデザインにするのか、建物との調和がとれるのかを考えて選ぶようにしましょう。
サンルーム単体だけで選んでしまうと、周りとの調和が一切取れず浮いて見えてしまいます。
どこが開くと便利?開口部を考える
サンルームを作る際に、意外と盲点になってしまうのが開口部の有無です。
一般的なサンルームは、1か所に開口部と付けて、その他はFIX仕上げとなります。
大きな開口部を取り付けて開放的に使いたい等、サンルームは受注生産ですのであらゆる状態に作り上げる事が出来ます。
どの部分に開口部を設けるのかを細かく計画する事が重要です。
実は…固定資産税はほとんど負担は増えません
サンルームは延べ床面積に含まれる仕様ですので、サンルームの設置は増築扱いとなり、固定資産税の対象となってしまいます。
固定資産税の対象となるから取り付けたくないと思われている方もいるようですが、面積が狭いのでかかる税額は大きくありません。
年間何万円もかかるなんて事は、ありません。
ほんの少しの課税だけですので、そこまで気にしないでも大丈夫でしょう。
どの位変わるのか気になる方は、リフォーム店などに相談される様にしてくださいね。
サンルームを自宅に設置する料金相場や知るべきポイントをまとめると…
- 雨でも洗濯出来て洗濯物が乾きやすくなる
- 室内が夏は涼しく冬場暖かくなる
- 喫煙所や物置として活用も可能
- 光熱費の節約効果も多少見込める
- ガーデニング等趣味のスペースとして活用できる
- 掃除や日差しの強さなどのデメリットも有るので注意
- 目的やデザイン等はリフォーム会社と相談しながら進めよう
- 固定資産税などの部分は気にする程高くない
いかがでしたでしょうか。
サンルームの設置は、奥様の家事が楽になるだけでは無く、生活のしやすさも向上するメリットが有ります。
けれども、実際にリフォームを進める時にはどう進めたら良いのか一歩踏み出し辛いかも知れません。
そういう時には、いつでもケアフルリフォームにご相談下さい。
リフォームをするかわからない時でも、建築士やベテラン職人が直接どういう施工が良いのか、いくら位かかるのか無料でお教えいたします。
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