防音工事リフォームで行う平均費用相場&防音レベルに応じた正しい工事内容を知ろう!

リフォームで防音対策を行う際の「必要知識」ご存知ですか?

防音対策を行う必要知識✔屋外の道路からの音がうるさくて眠れない事が有る…。
✔楽器の演奏や、小さいお子さんが居るからご近所に迷惑にならない様にしたい…。
✔静かでゆったりとした空間を家に作りたい。
そういうお悩みから、防音対策のリフォームを検討される方が近年増えてきています。
けれども実際にどういう防音対策が効果的なのか等、リフォームの進め方や費用面等一般の方では不透明な部分も多いのが防音工事です。
今回はそんな防音リフォームを行う時の予算や、状況別に選ぶべき防音対策の種類などの基本的な知識を記事にまとめました。
読むだけであなたが、どういう防音対策を取るのがベストなのかが分かる内容になっていますのでご参考ください。

床リフォーム

~目次~

まともに防音室をリフォームしたら300万前後かかる!ポイントを押さえて値段を抑えよう

防音工事をご自宅で行う際には、取るべき対処は大きく分けて窓・床・壁の3つのポイントが有ります。
このポイントを押さえ、ご自宅の防音レベルをどの程度まで行うのかによって、それぞれの個所をどう工事を行うのか決めて行きましょう。
下記には、窓・床・壁の防音工事の工事方法やそれぞれの予算についてまとめましたのでご参考ください。

窓のリフォームで防音効果が望める工事内容とそれぞれの価格相場!

窓からの音の伝わりは大変多くあり、窓の防音化により高い防音効果を得る事が出来ます。
想像以上に開口部からの音漏れがあり、改善させる事でかなりの防音効果を高める事が出来ます。
窓の防音のリフォームは、このような方法があります。

内窓の取付けにより期待できる防音効果と知っておきたい費用相場

内窓の防音効果内窓の取付け二重窓により音の侵入を防ぎます。
特に樹脂製の内窓を取り付ける事で、より高い防音効果を発揮させる事が可能です。
現在の窓の木枠に取り付けが可能であり、数時間ほどで取り付けが完了します。
費用は1612の大きさで、取り付け費込みで5万円程度~が相場価格となります。

防音フィルムを窓ガラスに貼る際の効果とかかる費用相場

防音フィルムを窓ガラスに貼る効果防音フィルムをガラスに貼り付ける事で、ガラスから伝わってくる音を軽減させる事が出来ます。
内窓のリフォームよりは効果が落ちてしまいますが、多少の防音対策に導く事が出来ます。
1ヵ所、1時間ほどで施工が可能となります。
1612の大きさで、張付手間を含めて20,000~35,000円程の費用相場となります。

上下階の防音対策で有効!床の防音リフォームの種類と費用感

マンションなどの場合の防音で注意したいのは、上下階に対しての防音処置。
意外と上下に音が響くので、気を付けておかないとトラブルに発展する事も。
そうならない為にも、床を防音効果が高い材料にする等、防音効果の高いリフォームを行う事が大事です。
床の防音のリフォームは、このような方法があります

防音効果のあるフローリングへの張替え費用相場は6帖で10万円前後

防音効果のあるフローリングフローリング自体の防音効果が施してあり、張るだけで一般のフロアより高い防音効果を発揮させる事が出来ます。
1部屋当たり、およそ1日で張り替えが可能となります。
防音効果によって等級が分かれていますが、一般住宅で有ればL45当たりの等級が無難な所です。
価格感としては、6畳間で10万円前後位を見込んでおきましょう。

価格を抑えてお手軽に防音リフォーム!クッションフロアへの張替え費用は6~7万前後!

クッションフロアへの張替え費用クッションフロアは防音性が高く、一般のフローリングよりも高い防音性を発揮させる事が出来ます。
厚みも薄く1.8㎜程度ですので、既存の床の上にそのまま張る事で施工が可能です。
基本的な費用感としては、大体6帖の部屋で6~7万円位見込んでおくのが平均的です。
フローリングにせよクッションフロアにせよ、いずれも防音シートと併用して行う事でより一層高い防音効果を発揮させる事が出来ます。
音を他に漏らしたくない、静かな空間でゆっくりしたいと言う方はこういう事を参考にされてくださいね。

壁はこうやってリフォームすると効果が高い!工事を依頼するポイント

最も隣の部屋に響きやすいのが壁の部分。防音工事を行う上で、忘れてはいけない部位です。
この壁から音が漏れてしまわない様に、しっかりした対策をポイント押さえてリフォームは行わなくてはいけません。
下記にはそういった、防音リフォームを行う際のポイントをまとめましたのでご参考ください。

防音効果が高い!石膏ボードを二重に貼る価格相場は3000円/㎡から

石膏ボードを二重に貼る価格相場プラスター(石膏)ボードには防音効果があり、下地に二重で張る事で高い防音効果を発揮します。
マンション等の不特定多数の人が過ごす部屋の間仕切りは、プラスターボードを二重に張り防音効果を高めております。
更に、土台から小屋裏の構造体まで伸ばして張る事で、より一層の防音効果を発揮させる事が出来ます。
ジョイント部分には防音テープを併用する事で、更に防音効果を高められます。
費用は㎡当たり3000円前後、プラスで壁紙も張替えが必要なので1500円前後㎡程度発生します。

より高い防音が期待できる!遮音シートの効果とかかる費用感

遮音シートの効果遮音シートも高い防音効果を発揮するので、壁全体に張る事で音の悩みを軽減させる事が出来ます。
プラスターボードの二重張りと併用する事で、更なる防音効果を高められるんです。
平均的な価格相場としては、6帖で13万~17万前後の費用が一般的です。

ドアを防音対策されたものにリフォームする値段は20~35万前後!

防音対策されたドア意外と音が漏れる個所が部屋をつなぐ「ドア」の部分です。どうしても一般のドアは気密性が薄く音が漏れてしまいます。
このドアを防音性能が有る物へリフォームすると、大体20万~35万程度はどうしてもかかってしまいます。
もちろん効果の高い物になると、この平均価格からはみ出すことも有ります。

楽器を弾かれる方はグラスウールやロックウールの採用を検討しよう

グラスウールやロックウールピアノ室などの音が大きく出てしまう空間の場合、グラスウールやロックウールを採用するで高い吸音効果を発揮ます。
主に床や壁のボードの下に張り付けたり、最近では元々ボードについているものも。
楽器を弾かれる方等は、必ずご検討される事をおすすめ致します。

ご自身が望むレベルの工事はどの程度行えば良いのか?まずはプロに相談される事がおすすめ

ピアノやドラム等大きな音が発生させるケースには、こういったポイントだけの工事では無く防音室の様な音楽スタジオとしてリフォームする事が必要になる事も。
ご自身の判断で「この程度でいいか」と思っても、後で全然防音効果が足らずに工事が無駄になってしまうなんて事も有ります。
だからこそ、こういう防音リフォームはプロに相談しながら工事を計画していく事が大事です。
ケアフルリフォームでは、ご予算やご希望に応じてベテランの建築士が丁寧に防音リフォームのアドバイスを行っています。
お見積りやご相談は無料ですので、お気兼ねなくご相談下さいね。

床リフォーム

防音工事でこういう業者は選ぶと危険!注意しておきたい3つのパターン

ご自宅の防音リフォームを検討された時、どんな業者に依頼するのが間違いないんだろうか?
後で失敗したくないからこそ、色々悩まれる方も多いと思います。
下記には、防音工事の会社選びで知っておきたい「不安な業者」の例を下記にまとめましたのでご参考ください。

防音工事の見積もり内容が一式表記ばかりの業者

一式表記のリフォーム見積り防音工事は特殊な工法と特殊な材料を使い行っていくので、見積書の中身は細かく記載する事が原則です。
ちょっと知識的にも怪しい業者などは、防音の肝心な部分の詳細を全て一式と書く事がほとんど。
部分的に一式表記ならわかるのですが、全体的に一式表記の場合には注意が必要です。
防音の為にどのような材料が必要で、どのような工法で工事を行っていくかが定まっていない事が想定されます。
見積書の内容が不明確なままでの契約は危険であり、想像以上の追加工事や結局施工後に防音効果が出ないなんて事も有るので注意です。

リフォーム会社の紹介サイトや見積り比較サイト経由の会社

リフォーム会社の紹介サイトや見積り比較サイト結構多くの方が勘違いしているのですが、リフォーム会社の紹介サイトや見積り比較サイトは決して無料ではありません!
こういうサイト経由で紹介してもらった施工会社に費用を支払うと、その中から高額な中間マージンが紹介サイト&見積り比較サイトに支払われます。
リフォームの会社の利益の半分以上持って行く事も多いのです。
一度に複数社紹介されるので、当然その中間マージンを上乗せすると価格面で仕事は取れません。
するとどうなるのか?リフォーム会社は手抜き工事やごまかしを行って利益を作らなくてはやっていけない事がほとんど。
なので、防音に限った事では無いですが、まともなリフォームを行いたいならこういうリフォーム業者仲介サイトや、見積もり比較サイトの利用は注意が必要です。

専門知識が無いセールスマンが見積りを行う業者

専門知識が無いセールスマンこういった防音工事の様な専門知識がいる事でも、業者の中にはセールスマンの様な担当者が見積りを担当する事も。
もちろんセールスマンも社内の建築士などと話し合いながら提案してきますが、柔軟な対応や正しい提案が出来ません。
なので防音工事を行う際には、しっかりした知識を持つ建築士や職人さんが担当してくれる業者を選ぶ様にしましょう。

防音工事のリフォームを進めるポイント&それぞれのかかる費用内訳をまとめると…

  • まともに防音室をリフォームしたら300万前後
  • レベルに応じてポイントを押さえた施工が重要
  • 防音工事は窓・床・壁を重点的に行おう
  • 防音レベルに合った最適な工事を「プロ」に相談しながら進めよう
  • 見積もり内容が一式表記ばかりの業者には注意
  • リフォーム会社紹介サイトや見積り比較サイトの利用は注意
  • セールスマンが見積りを行う業者には注意しよう

こういった様に、一般住宅の防音工事と言えども非常に様々なパターンが有ります。
あなたが望む環境は、これらの防音対策の中でどれを選べば良いのか?
ケアフルリフォームではベテランの建築士や職人が、ご予算やご希望に合わせてご提案させて頂いています。
もちろんお見積り・ご相談は無料です。
これから防音工事のリフォーム検討されている方は、ケアフルまでいつでもご相談下さいね。

床リフォーム

関連記事

  1. リクシル「サティス」でリフォームする価格目安&5つの工事後に便利と実感する機能!

  2. サクアの施工例

    TOTO「サクア」と他の洗面台の違いを知りたい!奥様の家事が楽になる8つの機能

  3. トクラス「ユーノ」

    トクラス「ユーノ」へお風呂を変えると効果を感じる5つの特徴&リフォーム価格相場を公開!

  4. スケルトンリフォーム

    そのスケルトンリフォーム費用は割高かも!価格相場と5つの間取り変更する注意点【2021年版】

  5. 畳のリフォーム

    畳をリフォームする時これだけ知れば大丈夫!おしゃれで失敗無いリフォームにする必要知識

  6. クリナップ「ステディア」

    クリナップ「ステディア」が人気な5つの理由&キッチンリフォーム時の価格相場

  7. 減築リフォーム

    プロの業者が解説!家の減築リフォーム・リノベーション費用相場&6つの大事な注意点!

  8. lixilアライズのリフォーム事例

    リクシル「アライズ」の他には無い3つのおすすめ機能!プロがリフォームする注意点を解説

  9. 中古戸建てを買ってリノベーションする方必見!プロが教える『5つの失敗しないポイント』

コメント

    • 橘 直美
    • 2019年 12月 25日

    防音工事が中止になり防音材が残ってしまいました。口コミでグラスウールとかは出たのですが床用の遮音シートや下地用防振ゴム、オトユカボルト等全てダイケン製品があるのですが、どのように販売したらいいか困っています。市価の半値以下でいいので引き取りてを探しています。

      • shirako
      • 2020年 1月 06日

      申し訳ないのですが、当社では買取などは行っていません。
      メーカーや商社以外のルートの建材は、パッと見歪みや痛みなどがあり、まともなリフォーム業者は扱いません。
      インターネットで「建材 買取」等と検索頂ければ、買取る業者も有るみたいなのでご確認されてはいかがでしょうか。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

無料見積はこちら
フルリフォームが286万円~
職人の外壁塗装を確認する
熟練職人の施工例

人気記事

  1. キッチンリフォーム
  2. 外壁塗装の基礎知識
  3. タカラスタンダード「エーデル」
  4. LIXILの建具「ラシッサ」
  5. クリナップ「ステディア」
  6. TOTO「シンラ」
  7. タカラスタンダード「ファミール」
  8. サクアの施工例
PAGE TOP