これから両親と同居するけど、家族全員が良い関係になれるリフォームをしたい。
二世帯にリフォームするのはお金がかかる事。失敗したくない…。
ご両親との同居を考えているけれど、二世帯住宅へのリフォームって何を知っておけば良いのか、何から始めればよいのか迷ってしまいがち。
同居後に、二世帯同居を不安に思っていたのがバカみたい!って思える生活を送る事が出来れば最高ですよね。
こんにちは!最近リアルタイムに親から同居話が有る、千葉のケアフルリフォーム白子です。
今回の記事ではそういった、二世帯の生活がうまく行く為のリフォームポイントや、失敗しない為の基礎知識をわかりやすくまとめました!
年間1000件以上リフォームのご相談をいただく経験から、具体的に何を知っておけばよいのか、どう進めたらよいのかわかりやすく解説いたします。
難しい建築知識は必要ありません。
二世帯の家族全員が気持ちよく生活できるリフォームの秘訣を知ってもらえればとおもいます。
それでは、ご案内いたします!
~目次~
同居生活のストレスを軽減させる!3つのリフォームポイント
親と一緒に同居してあげたい…けれども二世帯生活って、結構複雑なもの。
中にはせっかく二世帯住宅にリフォームしても、ご家族の間で色々揉めてしまい同居を解消されるケースも有ります。
なので、双方のご夫婦の事を考えたリフォームを計画する事が大事です。
こちらではそういった、二世帯同居でお互いがストレスに感じない為のリフォームポイントをまとめましたのでご参考ください。
1.キッチン等の水まわり設備をお子さん世帯専用の物を用意する
主婦の皆さんにとってどうしても目に付く所が、キッチンやトイレなどの水まわり部分。
全て共有にしてしまうと姑さんが何も言わなくても、お嫁さんは「常にきれいにしなくちゃ」というプレッシャーからストレスが蓄積されてしまうものです。
台所に女性が二人立つと、どちらかは必ずストレスを感じてしまうんだとか。あなたは気にしないと思っても、相手はそうと限りません。
なので世帯別に、キッチンやトイレなどの水回り設備は分けてあげるのがおススメです。
リフォーム計画時には、お子さん世帯も結構遠慮しがち。
後々「もう限界!」とお子さん世帯がならない為にも、ご両親世帯がこういう部分を察してあげてください。
2.玄関を別にする&外階段を設置する
また、主婦の皆さんは年中無休で家事を行うもの。
そんな中で唯一気を抜く事が出来るのが、家に招いてご友人とお茶を楽しんだりする事です。
加えて子育ての情報収集などで、ご友人とのコミュニケーションをとるのは大事な主婦の仕事です。
これが家の入口で有る玄関等が一緒だったりすると、姑さんがそう思ってなくても「頻繁に家に呼んで遊んでると思われてるんじゃないか」と思ってしまいがち。
家の出入りも分かってしまうので、外出してばかりと思われやしないか…などお子さん世帯は気にするものです。
なので出来れば玄関を別にしたり、階で住む所を分けるなら外階段を設置する等行うのが円満な家にするポイントの一つです。
ご両親世帯から見ても、玄関を一緒にすると小さいお子さんに靴をぐちゃぐちゃにされてしまったりする事も。
双方気持ちよく生活する為に、家の入口は分ける事がおススメです。
3.理想的なのは「完全分離型二世帯住宅」!お子さん夫婦にも感謝されます
結局の所一番二世帯同居でうまくいくのは、「完全分離型」と言われる二世帯住宅のリフォームです。
階や棟を分けて、玄関やキッチン、浴室等すべての生活空間を分けるタイプです。
ちょっと寂しく感じるかもしれませんが、同居を長く続ける上で「お互いの家族にとって丁度良い距離感を保てる」と最近選ばれる方が多いです。
「私たちの事考えてくれているんだ」とご両親に感謝されるお子さんご夫婦が多く、良い関係を作れるのがポイントです。
二世帯同居は「いかにお互いがストレスを感じない様に設計するか」が大事です。
リフォームを無駄にせず同居生活をうまく行かせるためにも、プロに相談しながらしっかり計画して下さいね。
下記では『価格表記有りの施工事例』と『リフォーム業者に騙されない3つの注意点』を無料で配布しています。
二世帯リフォームを計画中の方は、一度目を通して失敗ないリフォームをしてくださいね。
二世帯住宅へリフォームする価格はどの位?平均的な予算相場
まず二世帯住宅へリフォームを検討する時に知っておきたいのが、「二世帯リフォームはいくらかかるのか」と言った予算感。
これを把握した上で、自己資金で行うのか銀行ローンで組むのか等を考えて行かなくてはいけません。
千葉県内の地元業者なら、700万円~1,800万前後の値段が相場です。
※大手業者などの施工だと、ここから2割位高くなることもあります。
予算に開きが有るのは、どこまで生活範囲の分離を行うかで工事内容が変わるから。
しっかり内容は業者を交えて、お互いの意見を取り入れたお家にしましょう。
次の項目では、予算を抑えて二世帯リフォームするコツをご案内します!
予算を抑えるなら、二階だけリフォームを行うのがおススメ
単純に1階と2階で生活範囲を分ける程度の内容なら、価格は200~500万円前後に抑える事が可能です。
水回りの交換&新設、壁紙交換等が主な内容になってきます。
基本的にどんなに包容力が高いお嫁さん(旦那さん)でも、トイレ等の水回りは新しい物でないと抵抗が有る方がほとんど。
最低限こういった部分はリフォームで新しくするのが、関係よく生活するポイントです。
ご予算内でリフォーム代金を抑える事は、もちろん大事です。
でも一緒に新しく住むご家族の気持ちを考えないと、当然後々の引きずる結果になり兼ねませんのでご注意下さい!
失敗しないリフォームの秘訣は「プラン作り」から相談に乗る業者を選ぶ事!
どういう風にリフォームしたら、お互いの世帯がよい生活が送れるのか?
二世帯住宅を計画する上で大事なのは、リフォーム業者選びです。
お互いの世帯気持ちや生活のしやすさを考えてくれる、経験豊富な担当者がいる所を選ぶのが大事。
加えて会話だけ上手な会社では無く、長く安心して住める工事技術を持つ会社を選ばなくてはいけません。
下記には、ちょっと注意した方が良いリフォーム会社の例をまとめましたのでご参考ください。
訪問販売のリフォーム店
いきなり飛び込み営業等をしてくる、訪問販売のリフォーム店は「単純に営業力が売り」の会社が多いんです。
なので口先だけのセールスに乗せられて、割高で低品質な工事になる恐れが有るので注意してください。
リフォーム会社紹介サイト経由の業者
ここ数年の間で増えてきたのが、サイト側が信頼できるリフォーム会社を複数社紹介しますと言うサービス。
無料と言っている所が多いですが、あなたがリフォーム会社に払う代金から、必ず高額な紹介料をサイト側が搾取しています。
価格競争が激化している今の時代、そういうサイトに加盟している会社はその分建材を少なくしたり、工期を無理に短縮しなくては利益を中々出せません。
完成直後はよくても、後々トラブル等に発展する事も有るので十分注意してください。
激安&パック料金化している業者
新聞折り込み等のチラシで、激安価格でパック料金化を行っている所も有ります。
けれども、リフォームは新築工事と違い、家の劣化と向き合いメンテナンスも考えて組み立てる物。新築よりリフォームは経験と技術が必要です。
安かろう悪かろうの業者は非常に多いので、値段だけで選ぶのは注意してください。
セールスマンが窓口のリフォーム店
大手のリフォーム会社等に多いのですが、建築士や工事経験の有る担当者では無く、現場経験が無いセールスマンが窓口になる事があります。
感じは良く話しやすいですが、知識が浅い事から工事に入ると想定外の事が起きたり、「営業からそんな事聞いてない」と現場の職人さんとあなたがトラブルになる事も。
なので、必ず見積りに来る担当者の知識が深いのかどうかしっかり確認する事をお勧めいたします。
お子さん世帯と親御さん世帯の両方の気持ちを汲むのが、二世帯リフォームの秘訣です。
「ご家族の住みやすいがずっと続くリフォーム」を掲げるケアフルでは、ベテラン建築士や熟練職人が、実家をリフォームするつもりで二世帯プランのご相談に無料で乗っています。
ご両親、お子様ご夫婦と分けて打ち合わせ等、他業者との見積り比較も大歓迎です。
図面が苦手な奥様方でも、工事後がわかりやすい様に「CGやVRでのリフォーム後体験」も無料で行っていますのでいつでもご相談ください。
税金や資金調達などで事前に知っておきたい「二世帯住宅にするお金のこと」
二世帯住宅へリフォームは、住宅工事の規模としては大きめ。
なので資金調達や税金面で気を付けたいポイントがいくつかあります。
額が大きいからこそ、ローンの選び方や税金の知識一つで、損する事も得する事も。
下記にはそんな、二世帯リフォームで知っておきたいお金の事をまとめましたのでご参考ください!
後悔しない為の「二世帯ローンの正しい選び方」
リフォーム代金はローンを選ぼうと思うけれど、二世帯住宅のローンってどんな物を選んだら良いのか?
主に二世帯リフォームだとどちらかの世帯がローンを組むか、「親子リレーローン」と「親子ペアローン」と言う様に分担してローンを組むようになります。
リレーローンは親御さんが最初は支払いますが、高齢になった時にお子さん世帯にローン払いをバトンタッチするタイプ。
逆にペアローンはそれぞれの負担額を決めて、それぞれが返済していくタイプのローンです。
どっちが良いのかと言うと、ペアローンを選ぶのをおススメします。
と言うのもペアローンは団信保険が付いていますが、リレーローンは親御さんには基本団信を付けられないのが理由です。
こういう事は無いに越したことはないのですが、ローンを支払っている最中に亡くなった時、保険会社が残りを払ってくれるのが団信です。
なので親子でローンを分けるなら、団信付きのペアローンがおススメなんです。
固定資産税が二世帯にする事で減税対象に!
二世帯住宅へリフォームしたら、固定資産税ってどうなるのか気になる所。
基本的に二世帯住宅は固定資産税の減税を受ける事が可能です。
固定資産税の算出方法として、200平方メートルまでの標準課税額は小規模住宅用地とみなされ、「評価額×6分の1」まで軽減されます。
ただ、200平方メートルを超える部分については一般住宅用地として「評価額×3分の1」として計算されてしまうのです。
けれども、二世帯住宅にする事で200平方メートルの基準が400平方メートルへと緩和されます。
なので、一般住宅用地としてみなされるエリアが狭まる事で、減税効果を得る事が可能です。
二世帯住宅は通常のお家より、大きくなりがち。
大きなお家ほど、減税効果を得られます。
リフォームする名義はお父さんと息子さんどっちがお得なのか?
よくご実家を二世帯住宅へリフォームする時に悩まれる方が多いのが、リフォーム後の名義をお子さんにするのかお父さんにするのかと言った所。
色々考え方は有りますが、結局は名義はお子さんにした方が金銭面ではお得です。(
登録免許税等々の手続き等はある物の、現在お子さんへの贈与税は色々優遇されているから。
逆にお父さん名義のお家をお子さんがリフォーム代金を負担すると、お父さんへの贈与にあたり贈与税が発生します。
名義をお子さんに変えると、リフォームにかかる費用がローンだった場合、住宅ローン減税等も適用されるのでその分お得です。
こういった様に、二世帯住宅へのリフォームを行う時には、お金の事もしっかり考えなくてはいけません。
ケアフルリフォームは建築士&職人集団ながらも、税務面で詳しいスタッフがおり、地元千葉県内の銀行と協力してローンのご紹介も行っております。
なので、工事内容に加えて資金面でのご相談や、税金面でのご相談もトータル的にご相談に乗っております。
資金面等でどうしたら良いのかわからない事が多いと言う方は、イチからしっかりご対応致しますのでいつでもご相談下さいね。
二世帯住宅を検討してから工事が完成するまでの期間を知ろう!
ご両親とお子さんご夫婦が同居を考えてリフォームする時、どういった流れでどの位の期間がかかるのか?
平均的な期間としては、ご検討され始めてから大体4か月~半年位かかるのが一般的。
下記の様な流れで進めて行きます。
1.リフォーム検討開始&リフォーム業者に相談(2~3週間前後)
二世帯住宅を検討し始めたら、どの位予算がかかるのか、ご自宅をどう変えて行けば良いのかリフォーム会社に相談される事から始めましょう。
リフォームをやるやらないは別として、見積もりやプランニングは無料の所がほとんどです。
現場の調査をしてもらった上で、ご希望を詳しく伝えましょう。大体現場調査を行ってから、2~3週間前後で叩き台の見積もりやプランを作ってくれます。
2.プラン内容の確認及び修正(2~3週間前後)
リフォーム会社から提出された見積もり&プランをもとに、ご家族の希望をより具体的にする様に打ち合わせを行います。
もしも希望通りに行ったら金額が増えてしまう場合には、優先順位をつけた上で工事内容をカットして行く事をおすすめ致します。
ご両親の前ではお子さんご夫婦もご希望を言い辛い事もあるので、別々に打ち合わせを行う事も良くあります。
3.ご契約~着工まで(3週間~1か月前後)
内容が固まったら、プランを最終的に確認した上でご契約。不明点や不安な部分はしっかりと相談しておきましょう。
また、契約してから着工までは大体3週間~1か月前後見込みます。
と言うのも、キッチンや浴室などの水まわり設備は業者も契約してから発注を行います。
設備メーカーは受注を受けてから生産を開始するので、納品タイミングが2週間~4週間程度かかるから。
その他、各部位の職人さんの割り当てや、工事の段取りを業者は1週間程度で練り込みます。
4.工事期間(1か月~3か月前後)
工事前には、ご近所へリフォーム会社より騒音や車両通行のご迷惑をかけるので挨拶を行います。
この時、業者と一緒に施主さんも挨拶するとより丁寧です。
規模や内容によって変わるのですが、工事期間は1か月~3か月位かかります。
5.完成&引き渡し
工事が完成したら、施工個所の最終確認をリフォーム業者と行い、問題個所や手直し必要ないか確認を行います。
事前に業者もチェックを行いますが、必ずご自身でもチェックを行う様にしましょう。
問題が有れば、まともな業者であればすぐに手直しを行ってくれます。
工事を完了させたい半年くらい前から、二世帯リフォームは業者へ相談を始めて下さい。
バタバタと決めても、なかなかよいリフォームは出来ません。
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いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した事をまとめると…。
こういったポイントを押さえて二世帯住宅のリフォームを行えば、後で後悔の無いリフォームを進められると思います。
とはいっても、こういった大規模な住宅工事は頭では分かっていても、中々うまく進められない物です。
ケアフルリフォームでは、そういった方に対して、お見積りのご依頼を頂いた時点から『知識と経験が長いベテラン建築士や熟練の職人』がご対応しています。
親御さん世帯とお子さん世帯両方がずっと気持ちよく生活できる様に、しっかりお見積り&プランニングを行ないます。
下記では『業者に騙されない3つの注意点』と『価格表記有りのリフォーム事例』を無料配布していますので一度目を通してくださいね。
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