中古住宅を購入してリフォームを考えているけれど、何に注意したら良いの?
古くなってきた自宅を、長く気持ちよく住める様にリフォームを考えている…
子供や両親と同居するから二世帯へリフォームしたいけどどう進めたら良いの?
こういったフルリフォームをこれから進めるにあたって、どういう事に気を付けたら良いのか、どう進めたら良いのか等迷ってしまうもの。
でも実は、フルリフォームは正しい進め方や注意点を知れば、スムーズに進めるのはカンタンなんです。
と言うところでこんにちは!
格安な上高品質な工事がウリの「ケアフルリフォーム」の中の人こと、リフォームナレッジ編集長の白子です!
ご自宅の全面リフォームなんて初めてで、どう進めたら良いかわからない…。
そんな方の為に、年間約1000件ご相談を頂く中で実感した『失敗しない為の必要知識』をまとめました!
フルリフォームを計画する上で一番大事なのは、『親身に相談に乗ってくれる知識の深い業者』に相談する事。
と言うのも、リフォームは建物の劣化状況を見えない部分まで想定して進めて行きます。
なのでリフォームは新築よりも難しいと言われていて、全面工事なら尚更知識や経験が必要です。
フルリフォーム等の大規模工事になると、様々な注意点があります。
けれども、皆さん複雑な建築知識を深く知りたいのではなく、失敗しないリフォームの進め方や注意点のポイントが知りたい方がほとんどだと思います。
今回はそんな方の為に、建築知識が無い方でもわかる、フルリフォームの正しい進め方や注意点を解説させて頂きます!
それでは参ります!
~目次~
全面リフォームを計画する時どう進めるのが正解?正しい流れを知ろう!
フルリフォームを検討する時、「こうしたい」「ああしたい」と言う希望は沢山ご家族達から出てくると思います。
けれども、実際にそれが可能なのか?予算はどの位かかるのか?どう進めたら良いのか?迷いますよね。
一般的には、下記の様な流れでフルリフォームは進めて行きます。
1.施工業者への相談
まず最初に取り掛かるのが、ご希望の工事が可能なのか?いくら位かかるのか?を業者に見積りやプランを作ってもらう事。
「審査した業者を紹介!とうたう相見積りサイト」は、必ず高額な中間マージンを抜き、その分工事は手抜きになりがち。フルリフォームだと何と100万単位でピンハネされる事が殆どです。
なので必ず、ご自身で直接そういう相見積りサイトに加盟していない業者2~3社に直接相談する様にしましょう。
ローンなどを希望される時には、どうすれば良いのか現場調査の時に相談してみましょう。
2.現場調査・見積り確認
業者に見積り依頼の連絡をすると、後日現場の確認にリフォーム業者が来てくれます。
その際にお家をどういう風にしたいのか伝えましょう。これからどんな生活になるのか等も教えてあげると、それに合わせたプランを業者も作ってくれます。
大抵はこの現場調査から3週間前後で見積りやプランが完成します。(提出が早すぎる所は、ざっくりと作られているので注意してください)
3.検討・契約
最初にご相談された2~3社から見積りやプランが提出されたら、内容から比較を行います。
その際には金額だけで選ぶのではなく、担当者の知識や提案内容、企業方針などから契約業者を選定しましょう。
出来れば大手と千葉県内の業者と比較する事をお勧め致します。
4.事前確認・着工
契約した後も希望が変わった際には、その都度相談するなどの事前確認を行いましょう。
あなたがこれからの人生を過ごす、大切なご自宅の工事の事です。遠慮せず何度でも相談してください。
また、着工前にはご近所に対して事前の挨拶が必要です。
基本的には、施工業者さんが行ってくれます。必要があれば、同行するとご近所の方に丁寧です。
5.完了確認・引き渡し
工事が終わったら、あなたの要望通りに工事が行われたのか完了確認を行い、引き渡しです。
気になる部分は遠慮せず、しっかり説明を求めましょう。
費用の支払いは、着手金→中間金→完了金と分けて支払う事が多いです。
契約時に交わした方法で、指定期日に振り込む様にしましょう。
フルリフォームの相談する業者はどこが良い!?プロが教える正しい選び方
大体の流れを知った所で、まずフルリフォームを進める一歩が「相談する業者を選ぶ」事。
業者選びはリフォームにおいて、最も大事なポイントの一つです。
先にもお伝えした「リフォーム相見積もりサイト」は利用せず、自分で直接2~3社にご相談される事をお勧め致します。
相談する時には、地元県内の業者と大手業者を比較する事が大事。
理由としては、下記の様にそれぞれメリットデメリットが有るからです。
大手リフォーム業者
メリット
- ブランド名が確立されているので、親しみがある
- 当たりハズレが無く、何か有った時には大抵は対処してくれる
- 営業マンが対応してくれるので、話しやすく感じる
デメリット
- 地元の下請けや孫請けを使うので、工事の品質の割に割高になりがち
- 全国展開の経費や人件費・本社維持・広告費が掛かる分、最高品質とまでは難しい
- 営業マンが対応するので、出来ない事が多かったり、間違ったプランになる事も
- 一度連絡を取ると、営業やダイレクトメールがひっきりなしになる事も
地元県内のリフォーム業者
メリット
- 下請け等の中間マージンや経費が無く、高品質な施工を格安で受けられる事が有る
- 直接対応してくれる担当者によっては、知識が深く大手に断られた事でも柔軟に対応
- 見た目だけでは無く、本当に長持ちする工事も重要視して提案。工事後もずっと何か有れば対応してくれる
- しつこい営業が比較的少なめ
デメリット
- 当たりハズレが大きい。県内密着業者でも新人営業マンみたいな担当者な事も
- 激安がウリの会社だと、雑な工事をされて数年後トラブルになりがち
- いい加減な対応をする担当者の場合がある
これ以外にも、家電量販店やホームセンター等の「異業種」のリフォームサービスも中には有りますが、基本的に地元の業者に丸投げ。
工事をする地元業者も、引き合いの無い暇な職人さんが行うので、雑な施工になりがち。
なので、上記の様な専業の大手業者と県内のリフォーム会社を比較される事をお勧め致します。
この記事を書いているケアフルリフォームは、千葉県内密着のリフォーム会社です。
営業マンでは無く、ベテラン建築士や熟練職人が直接ご相談に乗っているので、他社で断られた工事でも柔軟に対応可能。
お見積りやプラン作成、CGやVRでのリフォーム後の仮想体験まで全て無料で行っています。
宣伝みたいになってスイマセン…。
ケアフルの熟練職人や建築士が直接ご相談にのらせてもらって、本当に正しいリフォームをあなたに知って頂きたいんです。
他社との比較はもちろん、無料相談だけでも構いません。後悔の無いリフォームをご案内させて下さい!
下記のバナーをタップすると、ケアフルリフォームの詳細や施工事例をご確認頂けます。いつでもご相談頂けると嬉しいです!
フルリフォームを行う価格相場を知ろう!建物の種類別にまとめました
まずフルリフォームを考え始めた時には、予算感は必ず知っておいて欲しい部分です。
どの位の金額を見込んでおけば良いのか?
今相談しているリフォーム会社は、内容と比べて割高なんじゃないのか?
そういった判断が出来る様に、価格面の知識を持っておくのが大事です。
下記には、戸建てやマンション、団地などのご自宅の状況別のリフォーム費用相場や安く抑えるコツをまとめてみましたのでご参考ください。
フルリフォームを一戸建てで行う費用相場&価格を圧縮させる為のポイントや注意点
フルリフォーム費用:30坪で300~2,500万円程
平均坪単価:20万台後半~60万円程
戸建てのフルリフォームの場合、平均的な費用相場としては上記の様になります。
いわゆる「スケルトン」と呼ばれる骨組みだけ残してリフォームする場合には1000万円を大きく超えて2000万以上になる事もザラです。
なので、費用を抑えたいならスケルトンにせずになんとか出来ない物かプランニングしてもらう事も重要です。
事実、当社では他でスケルトンが必要と言われた工事も、そこまでせずに価格を抑えて工事した事例が多く有ります。
耐力壁を抜いても梁を設けたりと、ベテランが設計すれば希望通りのリフォームが可能。
なので担当者の提案にも遠慮せず、価格を抑えたいならしっかりと要望は出しましょう。
マンションのフルリフォームを行う際の価格相場&金額を抑えるポイント
フルリフォーム費用:25坪で300~1,500万円程
平均坪単価:20~40万円程
マンションのフルリフォームの場合、戸建ての様に撤去出来ない壁が発生して自由度がが低いのと、構造体の補修少ない事からこの程度の費用でフルリフォームが可能となります。
その分、戸建てと比較すると自由なフルリフォームがしにくい傾向があります。
一般的に500万円前後の場合が多く、グレードを上げた材料や備品を使う事で1,500万円を超えてしまう場合もあります。
こちらも戸建て同様に、スケルトンにすると値段が上がってしまうので可能な限りスケルトンにせずにリフォーム&専門御者に依頼される事が値段を圧縮させるコツです。
また、当然ながらマンションより戸建ての方がリフォーム技術や知識は必要になります。
なので水漏れ等のトラブル無く長持ちする施工を希望される方は、マンション専門では無く戸建てリフォームも行っている業者に相談される事をおすすめ致します。
団地のフルリフォームを実施した場合の平均価格相場と注意すべきポイント
フルリフォーム費用:25坪で300~1,000万円程
平均坪単価:12~20万円程
団地の場合壁式工法の場合が大半ですので、動かせない壁が多くあります。なのでフルリフォームが出来る範囲が狭くなってしまうので金額はマンションよりも抑えられます。
内装の変更や備品関係のフルリフォームに費用を費やす程度ですので、他の2つの建物形式と比べると費用が掛からない傾向です。
壁式工法ですので殆ど壁を動かす事が出来ないので、間取りを広くするなどのフルリフォームは出来ない事も多いのが難点ですね。
また、浴室は在来工法で周りに動かせない耐力壁に囲われている場合が多いので、ユニットバスにリフォームできなかったりと制約は色々と存在しています。
団地のフルリフォームを検討する場合は構造体が載った図面を良く確認し、どのようにフルリフォームが出来るのか業者にしっかり相談してください。(図面は管理組合が大抵は持っています)
※最近の団地はマンションの様な作りになっている事もあり、その際にはマンションの相場をご参考ください
フルリフォームを行う工事期間どの程度かかる?建物の種類別の日数をまとめると…
・戸建ての場合
戸建てのフルリフォームは大掛かりな状態になってしまう事が大半であり、1か月半~3か月半程度が一般的な期間です。
内容によっては3か月かかってしまう事もあり、新築の工期日数と変わらないだけかかってしまう事も。
フルリフォーム劣化した部分をこれからも長年使える様に補修しながら進めるので、それなりに工期がかかります。
・マンションの場合
マンションの場合は、動かせる壁と内装や備品の取り換えとなりますので、1~2か月半程の工期となります。
・団地の場合
団地の場合は間仕切りを動かす事が程不可能な場合が多いので、長くても1か月~2か月程の工事期間となる事が大半です。
大体の内容別の工事期間はこの位かかりますが、プランの作成や事前の打ち合わせ等々で工事に入るまでに1か月半~3か月位はかかる事が殆どです。
というのも、リフォームを計画を進めるうちに、「やっぱりこうしたい」「ここをこう変更したい」と誰もがかんがえられますので。
余裕を持ってフルリフォームを進めたいので有れば、半年前にはリフォーム会社にご相談される事をおすすめ致します。
こんな勘違いしていませんか?フルリフォームで間違いがちな4つのポイント
リフォームに対するイメージと実際は結構違うもの。
「こういう事簡単にできるんじゃないか?」「こういう会社だから依頼して安心」等々リフォーム前に想像している事も有るでしょうが、実際は皆さんが想像している事と違うなんてケースは良くあることです。
下記にはそういった、フルリフォームを行う時に失敗しがちな勘違いしやすいポイントについて取り上げていますのでご参考ください。
フルリフォームを住みながらやりたい → もちろんOK!でも結構割高な値段になりがちです
引っ越し費用がもったいない、工事期間中に別の家に住むのが面倒だったり、色々な理由で「住みながらフルリフォーム」を検討されている方は非常に多いです。
けれども、実際には住みながらフルリフォームを行うと想像されているよりも高い上に、間取り変更などが出来ない事も有るのであまりおすすめできません。
物を移動させながらリフォームを行うだけでも重労働なのですが、「これは動かしていい物なのか」等、リフォーム商品の搬入等が効率的に行えないので工事期間が伸びがちです。
工事期間が延びるという事は、当然人件費がそれだけ発生するという事。結果的に割高なフルリフォームになってしまうケースもございます。
なので「まともな価格でしっかり」フルリフォームして欲しいという方は、住みながらではなく一度仮住まいを見つけられてからのリフォームを検討される事をおすすめ致します。
フルリフォームの様な大規模工事だと想定外の事も有る!工事期間は余裕をもとう
中古住宅のフルリフォームの場合、早く新しい住まいに引っ越したいと言う気持ちから、工期は短めに設定したいという方が多いくいらっしゃいます。
しかし、中古住宅の場合はフルリフォームで壁などを壊した時に予想しないレベルの劣化が進んでいる事があり、そういった部分の補修等が必要な事も。
工期が短いとそういう予想していなかった部分の補修等が行えない為、しっかりリフォームして欲しいという方は余裕を持った工期を設定しましょう。
大事なご自宅のリフォームです。必要なリフォームは適切な期間を設けて工事してもらいましょう。
フルリフォームだと確認申請が必要な場合も!再建築不可物件のフルリフォームは注意
再建築不可物件の場合は、フルリフォームを検討される方が多くいらっしゃいます。
しかし、再建築不可物件の場合は借地権が付いている場合が大半ですので、フルリフォームをした後の借地権の期間を確認し、フルリフォームする価値がある物件なのかを考えるようにしましょう。
フルリフォームをしたはいいけれど、数年後に借地権の関係で建物が使えなくなってしまう事もありますので、注意が必要です。
また、フルリフォームの場合は大規模な修繕に該当しますので、建築確認が必要となる事も。
そういう場合には建築確認が通らないとフルリフォームが出来ないので、前もって業者に問い合わせてフルリフォームが可能なのかどうかを問い合わせておくようにしましょう。
二世帯住宅のフルリフォームは「防音が大事!」お互いの世帯が気持ちよく過ごせる施工を
二世帯住宅へのフルリフォームは、世帯ごとに過ごせる設備を備えるフルリフォームとし、お互いの間仕切りには防音効果を施す事が大事です。
上下での世帯区切りにする事が定番ですが、音の響きを考えると上下より左右の世帯区切りも快適な二世帯住宅とする事が出来ます。
また、上下での世帯区切りとする場合、互いの生活空間が上下で重なる事が無いようにする事が家庭がうまくゆく秘訣です。
寝室の上に寝室や寝室の上に子供部屋等、互いの生活の違いにより不快に感じてしまう事がありますので業者と相談しながら進めましょう。
関連記事
フルリフォームのデメリットって何?建て替えの方が良いのか違いを知ろう
ここまで読まれて、大体のフルリフォームを行っていく為の知識は最低限把握されたかと思います。
しかし、こういったフルリフォームを考えられた時に出てくる迷いとして「建て替えの方が良いのでは?」と言う疑問です。(戸建て住宅に限っての事ですが)
基本的には建て替えよりもフルリフォームを選ぶメリットとしては、「価格を大分抑える事が出来る」「思い入れの有るお家でこれからも過ごせる」事が大きなメリットです。
ではデメリットはどういった物が有るのでしょうか?
最も代表的なのは下記の様な「耐震強度」の問題です。
古い家だとフルリフォームしても基礎が弱い!場合によっては建て替えがおすすめ
フルリフォームを行うと、基本的に基礎などの部分はやり直すのではなく「補強」等の工事になります。
従って、今の工法での基礎と比べると耐震強度はどうしても弱くなってしまいます。
もちろん各種補強をする事によって耐震強度は増しますが築100年近い明らかな古民家と言える場合には「フルリフォームより建て替え」の方が耐震面ではおすすめです。
フルリフォームのメリットは「想いの有る家を残せる」のと「コスパが高い」事!
では逆に、建て替えでは無くフルリフォームを行うメリットは何なのか?色々理由は有りますが、大きく下記の2つが挙げられます。
1.小さい頃からお子さんが育ったり、思い入れの有るお家を残して新築の様に変えられる
2.建て替えより3割~4割位安く、見た目や機能を新築の様に変え、資産価値と住みやすさの向上
基本的に建て替えで家を建て直すと、解体やらなんやらで最低でも2000万以上はかかる事が殆ど。良いキッチンやバスを入れると、値段は上がって行きます。
けれども、フルリフォームの場合だとキッチンやシステムバスで良いグレードを使っても、300万~1500万前後です。※大手ではない、リフォーム専業業者の場合
なので、思い入れを有るお家を残せる上に、最新の設備で新築の様に家を生まれ変わらすのがフルリフォームの最大のメリット。
ご家族が独立されたり、ご主人様が定年を迎えられると、ご家庭内の生活スタイルは当然変わって行きます。そういったタイミングでフルリフォームをご検討されてみてはいかがでしょうか。
関連記事
フルリフォームを行う時の必要知識や見積もり値段の例をまとめると…
いかがでしたでしょうか?
こちらでご紹介した事を振り返ると…
こういった事を抑えてリフォームを行って頂ければと思います!工事が終わった後、ご家族みんなが喜ぶ工事になれば、とっても嬉しいです。
この記事を書いているケアフルリフォームでは、営業マンでは無くベテランの建築士や職人が「正しいフルリフォーム」無料でプランニングしています。
なので「リフォームの相談はどこにすれば良いの?」と言う方はいつでもご相談ください。
重ね重ね宣伝になって申し訳ありません。
ケアフルは営業マンでは無く、ベテラン建築士&熟練職人が無料で直接ご相談に乗っています。
もちろん、結果的に他を選んで頂いても構いません。
ご家族みんなが満足頂ける、『正しいリフォームプラン』を知って頂きたいんです。お気軽にご相談下さい。
下記には当社の施工例や、他社との違いなどについて詳しくまとめていますのでご参考ください。
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
あなたやご家族にとって、良いリフォームになります様お祈りしています。
この記事へのコメントはありません。